Vol.7 新衿型で生まれ変わったFinamoreの白シャツ
2017.04.28
ASTILE house 2017SS STYLING Vol.7
プロデューサー / 大和一彦、スタイリング、ディレクション / 四方章敬、写真 / 鈴木泰之
今季買い換える白シャツは、ドレカジ両用の麻混素材。
一斉を風靡したFinamoreのスポーツシャツが、今季新しくなりました。衿型をカッタウェイからセミワイドに刷新することで、タイドアップもできるドレス顔にモディファイ。もちろん襟元を開いてスカーフを巻くリゾート風味のスタイリングも似合います。この手のシャツにありがちな麻100ではなく綿×麻の混紡素材というのも、麻特有のシワがつきにくく、一日中くたびれた表情を見せずにきりっとしたドレスシャツ然たる佇まいでいられますし、あえてカジュアルに着たときにも大人のエレガンスを漂わせてくれます。
カラーステーを使わない柔らかな衿羽根「VITTORIO」。ほどよい高さをキープした前台衿とのバランスは、ボタンを開けたときも開き具合いがちょうどよく、なんとなれば衿を立ててもスマートなままです。身頃は通常フィットですが、日本人向けに袖丈を短め設定した「TRIESTE」。裾をアウトしても違和感がなく“シャツイチのためのシャツ”ということがじつによくわかるフォルムとなっています。
そもそも白シャツはクロゼットに何枚あっても困らないアイテムですし、黄ばんだりして劣化しますので毎シーズン1枚は買い替えたいもの。その点、コチラは今年の買い足し候補の筆頭株としてもオススメいたします。きっちりプレスしてタイドアップするのも、洗いざらしを羽織るように着るにもOK。海辺のリゾートではもちろん、都会の休日を優雅に遊ぶ大人たちにも相応しい一枚ですので。
ITEM INFO
TSHIRT(WHITE): ¥11,000(税抜)/ mey story
SNEAKER: ¥7,000(税抜)/ VANS
BAG: ¥95,000(税抜)/ COMMUNE DE PARIS