STYLING

Vol.5 大人の秋色ジャケットでメイクする ルードな気分のクラシックカジュアル

2016.10.07

 STYLING_vol.5


ASTILE house 2016AW STYLING Vol.5 


プロデューサー / 大和一彦、スタイリング、ディレクション / 四方章敬(code)、写真 / 鈴木泰之

 

ASTILE_02_STYLE_009


ブラウングラデーションを引き締めるのは黒のスパイス


アンコンジャケットブームの立役者であり、BOGLIOLIで一世を風靡したデザイナー、ピエルイジ・ボリオリが独立し、自身の愛称をブランド名に冠したTHE GIGI。これまでのメンズファッションでは考えられないような斬新な素材使いとスタイリッシュなフォルム、そして抜群の軽さで仕立てられたコレクションは発表されるたびに内外の話題を独占してきました。その最新モデルがコチラのジャケット。

3パッチポケットの2Bジャケット「ANGIE」は、このブランドの定番モデル。ハイゴージのワイドラペルと絞り上げたグラマラスなシルエットはモダンなイメージですが、オレンジからブラックへのグラデーションカラーで個性を際立てています。毛足の長いこの素材は、ループツイードにモヘアを混紡したもの。ラペルエッジやポケットのまわり、袖付け部分などに縦横無尽に走り回るステッチワークもアクセントになっていて、クラシックをベースにしながらもどこかルード(不良っぽい)な印象が漂います。

ちょっとクセがありそうなところがTHE GIGIならではなのですが、ベージュやブラウンなどベーシック系カラーのアイテムと合わせれば意外と攻略は簡単です。ALTEAのタートルニットはヘアリー素材のジャケットと合わせやすいミドルゲージの量感あるもの。BERWITCHのパンツ「SAKE」はピーチスキンタッチの素材を使ったプリーツ入りのもので、ゆったりした腰回りと膝下から裾までシャープなシルエットを描きます。コンパクトなトップスとゆとりあるボトムズのコントラストはいかにも今風です。

オレンジ、ブラウン、ベージュといった同系色系のカラーコーディネートに、スパイスとして働いているのが黒革のバッグ&シューズです。バッグはお馴染みZANELLATOのPOSTINA。昔の郵便配達のバッグに着想を得た、たっぷりと容量がありながらスタイリッシュなこのバッグ、スムースレザーに消印をイメージした波型の「ブランディーン柄」を型押ししたアイコンモデルです。各パーツのエッジは切りっ放しになっていて、サイドにはリベットがあしらわれています。足元は適度にカジュアル感のあるCrockett&JohnsのUチップ「MORTON}を素足履きしました。ジャケットの色にも使われている黒を要所に使って、秋のコーディネートにメリハリを効かせるテクニックをご参考ください。


ITEM INFO

JACKET : ¥138,000(税抜)/ THE GIGI
KNIT : ¥28,000(税抜)/ ALTEA
PANTS : ¥23,000(税抜)/ BERWICH
BAG:¥105,000(税抜)/ ZANELLATO


 

 

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