STYLING

Vol.6 素材とシルエットの鮮度が抜群! 羽織るだけでモダンなバルカラーコート

2016.10.07

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ASTILE house 2016AW STYLING Vol.6 

プロデューサー / 大和一彦、スタイリング、ディレクション / 四方章敬(code)、写真 / 鈴木泰之

 

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一枚でも圧倒的な存在感を放つコート

PALTÒは年2回、イタリア・フィレンツェで開かれるメンズウェアの大展示会、ピッティ・ウォモでも話題を集めたコート専業ブランド。デザイナーのルカ・パガネッリ氏は、ダウンジャケットの名門ピューテリーの創業一族。スポーツウエアとクラシックウェアのミクスチャーを得意とし、「伝統と革新の融合」をテーマに掲げた新しいスタイルを提案しています。

そんなPALTÒの今季のコレクションから、1枚選んだのがこのバルカラーコート。「BARTOLOMEO」というモデル名の、いわゆるステンカラーコートをコットンベースの厚手素材で作り上げたものです。ラグラン・スリーブでシルエットはややゆったりめ。着丈は一般的なスリークォーター丈より、やや長めというのも今季らしい特徴です。

遠目にはネイビー無地ですが、じつはこれネイビー×インディゴブルーの千鳥格子。黒よりもスポーティで、単色ネイビーよりも深みがあるので一枚で羽織ってもコートの存在感が際立ちます。ベルテッドですがバックルは付けられておらず、最初からベルトを結んで着ることを前提としたデザインなのは、ユーティリティ性能に頼らずリラックスして羽織る着方を前提としているからでしょう。

あくまでコートを主役に据えたコーディネートのため、今回はインはニット、ボトムはデニムという、極めてシンプルなスタイリングです。Alteaのニットはブークレー調ですが、コートのジャカード千鳥も表面感があるので、カラーは対局ですが素材感がうまく折り合っていることがわかります。昨今のトレンドでもある表面感ある素材とトーン・オン・トーンのカラーリング、両方を受け持つバルカラーコートですので、カジュアルに羽織るだけでなく、ドレスなスタイリングにも活用できる汎用性の高さは言うまでもありません。まずは秋早々ジャケット代わりに。これから寒くなるにつれて、コーディネートを考えるのが楽しみになるはずです。

ITEM INFO

COAT : ¥110,000(税抜)/ PALTÒ
KNIT : ¥25,000(税抜)/ ALTEA


 

 

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